k7mctrl tkK7mauto
version 0.2 alpha
September 2004
本プログラムはフリー・ソフトウェアです。Free Software Foundation が
公表したGNU GENERAL PUBLIC LICENSEの「バージョン2」或いはそれ以降の
各バージョンの中からいずれかを選択し、そのバージョンが定める条項に従っ
て本プログラムを再頒布または変更することができます。
本プログラムは有用とは思いますが、頒布にあたっては、市場性及び特定目
的適合性についての暗黙の保証を含めて、いかなる保証も行ないません。詳
細についてはGNU GENERAL PUBLIC LICENSEをお読みください。
機能
linuxにてAMD Athlon(mobile仕様)のPowerNow!の機能を使うソフトウェアです。
不必要な電気料金を節約するために作成しました。
注意
動作中にCPUクロック等を変更すると言う、ある意味と
ても危険なソフトウェアです。扱いには十分気をつけてください。
作者の環境では問題なく動作しておりますが、まだ完成にはほど遠い状態で、
PowerNow!使用可能なCPUかどうかすら自動判断しないようなソフトウェアです
(ソースも汚いです...)。
動作確認環境
- OS : Debian GNU/Linux (kernel 2.6.7)
- M/B: AOpen AK77-600N
- CPU: AMD Athlon XP-M 2500+
k7mctrl
コマンドライン上からFIDやVIDを変更および状態表示する
コマンドです。
- option無しでの実行例(最大、起動時および現在のVIDとFIDの表示)
> k7mctrl
Max VID: 0B(1.575V, 1.450V)
Start VID: 0B(1.575V, 1.450V)
Current VID: 10(1.450V, 1.275V)
Max FID: 16(14.0x)
Start FID: 06(6.0x)
Current FID: 10(3.0x)
|
- -fid での実行例(CPUクロックの倍率変更)
> k7mctrl -fid 8.0
FID: 0A(8.0x)
|
- -vid での実行例(CPUコア電圧の変更)
> k7mctrl -vid 1.35
VID: 0D(1.525V, 1.350V)
|
tkK7mauto
tcl/tkをGUIに利用し、systemのload状況に応じてCPU
クロックを自動で変化させるものです。system/CPUファンの回転数, CPUのコ
ア電圧, system/CPU温度の表示も行ないます。"manual"モード時はCPUクロッ
クのスケールバーを動かすことで任意のクロックにできます(CPUコア電圧と
CPUファン回転数のスケールバーは動かしても反映はいたしません...)。
動作確認はAK77-600Nでしか行なっていません。M/Bの種類によって(sensor
チップによって)調整する必要があると思います。
コンパイル時に
NO_SENSORを定義することでSensor関係を動作させないようにもできます。
Download
背景
2000年にK6-IIIE+/550を購入し、PowerNow!を使って負荷によって動的に自動
で動作周波数を200, 300, 350, 400, 450, 500, 550, 600MHzと変化させて使
用し、その動的変化処理に魅せられていました(何か良い気持なんだな〜。な
んでだろ?)。このCPUでも通常使用にはまったく不満がなかったのです。でも、
AthlonのMobile仕様CPUが少し気になっていました。2003年暮になんとなく
Athlon XP-Mが気になって調べ始めたらもう、使ってみたくてしょうがなくなっ
てしまいました(^^)。で、当然Athlonでも「PowerNow!使えるようにしない
とっ!」って思ったわけです。
その他
Last modified: Wed Sep 15 19:53:02 JST 2004